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カンタス航空、現時点で東京/羽田~シドニー・メルボルン線の再開は2021年7月を見込む

カンタス航空は、現時点において国際線の再開時期を2021年7月を見込んでいることがわかりました。

同社は国際線のスケジュールを更新し、2021年7月から本格的に国際線を再開させる予定とし、現時点で再開となるのは、アジア・欧州・北米の全方面となります。なお予約の受付も再開しています。

日本線においては、7月から東京/羽田~シドニー、メルボルン線の再開を予定していますが、引き続き成田~ブリスベン線、関西~シドニー線、新千歳~シドニー線は運休が継続となる見込みです。

既報の通り、カンタス航空とJALは、航空当局に対し共同事業を申請していますが、その申請においてこの共同事業が実現しなければカンタス航空は日本路線において、より限定的な提案を行うことになり、スケジュールの選択肢や接続性が低下することになるとし、その結果として成田~ブリスベン線、関西~シドニー線、新千歳~シドニー線の再開が遅れることにも繋がるとしており、これらの路線再開には時間を要することが予想されます。

カンタス航空は、国際線の搭乗者に対しワクチン接種を義務付ける事を検討していることから、今後の国際線の利用方法について具体的な検討に入るものとみられます。なおオーストラリア政府は、3月からワクチンの接種を開始し、10月にも全国民に対して接種を終える計画としています。Photo : Qantas

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