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タイタンエアウェイズ、A321P2Fを初受領

イギリスのタイタンエアウェイズは、A321P2Fを初めて受領しました。

P2Fは「Passenger-to-Freighter」の略称で、エアバスが提供する旅客機から貨物機への転用プログラムとなります。

このプログラムにおいては、シンガポールのセレター空港が改修拠点となっており、エアバスとシンガポールのSTエアロスペースとその合弁会社のElbe Flugzeugwerkeが作業を行っています。

改修においては、大型カーゴドアの設置、乗客用の非常口と窓の撤去、貨物収容力を最大限確保するための機体前方左側のドアの位置変更と小型化、コンテナ収納のための壁や床の補強などの機内改修を行います。これによりA321P2Fは、メインデッキに大型コンテナを14個収容できるほか、下部のデッキには10個のLD3タイプのコンテナの収容が可能となっており、旧世代のナローボディを有効に貨物機へと改修することが可能となっています。

タイタンエアウェイズは、計3機のA321P2Fの受領を予定しており、今回と次回の2機が元トーマスクック航空の機体で、もう1機が元ジェットスターの機体となります。Photo : Airbus

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