タイ国際航空は、現在運休としているバンコク/スワンナプーム~ウィーン線から撤退する計画であることがわかりました。
同社は24年振りの路線再開として2017年11月より同路線を再開させ最大週7便の運航としていましたが、新型コロナウイルスの影響を受け、2020年3月23日のウィーン発バンコク行の運航便を最後に運休としています。現地メディアの情報によれば、昨年末にウィーン事務所は閉鎖となり、従業員も全員解雇になったと伝えており、今後同路線からの撤退が正式にアナウンスされるものとみられます。
現在タイ国際航空は、経営再建に向けた動きを加速させており、不採算機材をリスト化するなどしています。今回ウィーン線は不採算路線として区別されたとみられ、今後他路線においても調整が行われるものと推測されます。
なお現在同社は、徐々に国際線の運航を再開させており、現時点では欧州便はロンドン・フランクフルト・コペンハーゲン線を各週1便で運航を再開させています。参考記事:Austrianwings Photo : Airbus