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カンタス航空の87%の顧客がワクチンを接種する意思があると回答

カンタス航空のAlan Joyce CEOは、カンタス航空が実施した最新の顧客へのワクチン接種に関する調査で、顧客の87%が、ワクチンを接種する意思があると回答したことを明らかにしました。

カンタス航空は、今後の国際線の運用において、ワクチンを接種を義務化する方針を示し、現時点で2021年7月からの国際線の再開を想定していることが明らかになっています。
これに対しルフトハンザグループCEOは、義務化に関して反対を表明していますが、カンタス航空は現時点でも、義務化する方針とみられており、背景には今回の約9割の顧客が接種する意思を示した調査結果が影響していると考えられます。

オーストラリアでは、ワクチンの接種が日本同様に努力義務となる見込みとなっており、当初計画よりも早い2月下旬から接種を開始し、10月までに全国民の接種を終える計画としています。

今後は国際線の利用においては、アプリを用いてワクチン接種情報を確認して運用するとみられており、現時点の計画の今年後半に迫った国際線の再開に向けて、制度化が本格化する見込みです。参考記事:Businessinsider Photo : Qantas

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