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JALグループ、2021年度国内線基本便数計画を発表 JTAが大阪/関西~宮古、名古屋/中部~石垣線を季節便として開設

JALグループは、2021年度国内線の基本便数計画を決定したことを発表しました。

羽田発着の沖縄離島路線(宮古、石垣、久米島線)について、JAL便名での運航を開始し、羽田~宮古線、羽田~石垣線では需要動向に応じて運航機材の大型化を実施し、提供座席数を増やすとしています。また日本トランスオーシャン航空の季節運航便として、夏季期間を中心に大阪/関西~宮古線、名古屋/中部~宮古・石垣線を新たに開設します。

なおJALではエアバスA350-900型機の導入をさらに進め、北海道エアシステム(HAC)では2021年度中にATR42-600型機への機材更新を完了させる計画です。その他の増便・減便は以下の通りです。

【開設・再開】

Photo : JAL
【増便】

Photo : JAL
【減便】

Photo : JAL

【東京(羽田)発着の沖縄離島路線におけるJAL(JL)便名での運航開始について】

羽田発着の沖縄離島路線(宮古、石垣、久米島線)については、2021年3月28日(日)搭乗分より、便名を現行のJTA(NU)からJAL(JL)に変更します。また同日搭乗分より、当該3路線において、JTAはJALならびに株式会社ジェイエア(J-AIR)、JAC、HACとの共同引受(*8)による運航を開始します。これにより、利用客や貨物の需要動向に適合した機材大型化が可能となり、より柔軟に利用客のニーズに応えることができるとしています。

(*8) 国内線において、本邦航空運送事業者が他の本邦航空運送事業者と共同運送を行う場合、旅客または荷主に対して、連帯して運送責任(利用者に対する損害賠償責任を含む)を負うことをいいます。

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