欧州大手LCCのイージージェットは、夏休み期間の予約数が前年比250%増となっていることを明らかしました。
これは、ヨーロッパ各地で始まったワクチン接種により、多くの人が夏休み期間には旅行をできると期待していることから増加しているとみられています。
同社のJohan Lundgren CEOはBBCのインタビューにおいて『私たちは多くの人々ができるだけ早く旅行に行きたいと考えていることを知っています。一部の利用者が夏休みの計画を立てていることをうれしく思います。』とコメントしています。そして現在進行中の各国のワクチン接種プログラムが、間違いなく旅行再開の鍵になるとしており、航空会社としてもワクチンの有効性に期待を示しています。
また予約の急増により期間契約の客室乗務員の募集を開始しており、ワクチンの効果により新型コロナウイルスが収まりを見せた際の需要の獲得に向けた動きを見せています。
なおこれらの動きは、ワクチンの有効性を前提としているものであることから、今後数ヶ月で判明するであろうワクチンの有効性についてのデータに注目が集まります。Photo : easyjet