ルフトハンザグループのLCCのユーロウイングスは、夏の需要回復に向け客室乗務員を130名採用する方針であることがわかりました。
新型コロナウイルスのワクチン接種が世界的に始まり、今年の夏には徐々に旅行制限が緩和されるとの期待から、夏には観光及び親族や友人と会う需要が急増すると想定しており、これに対応するため、同社は130名の客室乗務員を募集する予定です。
募集人員は、ルフトハンザグループ内で行わるものとなり、主にルフトハンザドイツ航空で職を失った人員が中心になるとみられています。これまで解雇のニュースばかりが続いていましたが、ようやく回復の兆しが見え始めており、今後ワクチンの効果により事態が好転することに期待がかかります。
また、ユーロウイングスと競合するライアンエアーやイージージェットは、これまで競争が激しかったデュッセルドルフやシュトゥットガルト路線を縮小しており、今後ユーロウイングスは、回復需要を多く取り込めるものとみられています。参考記事：CAPA Photo : Eurowings
フルサービスキャリアの進むLCC化 ルフトハンザグループが来春から短・中距離線でのスナックの提供を廃止 オーストリア航空は無料ドリンクも廃止へ
