FSC 海外LCC情報 航空ニュース

グレーターベイ航空、日本13都市(東京・関西・那覇・福岡・新千歳・中部・鹿児島・石垣・高松・広島・長崎・岡山・米子)への運航申請を香港当局へ提出

香港の新エアラインとなるグレーターベイ航空は、香港航空当局に日本13都市への路線を含む計104路線を申請したことがわかりました。

今回申請された日本路線は、東京・関西・那覇・福岡・新千歳・中部・鹿児島・石垣・高松・広島・長崎・岡山・米子の計13路線となり、ほぼ日本の主要都市を網羅するような内容となっています。

またその他申請された中国国内以外の就航都市は、台北・高雄・台中・台南・ソウル・プサン・チェジュ・テグ・バンコク・プーケット・チェンマイ・サムイ・クラビ・チェンライ・シンガポール・マニラ・クラーク・セブ・イロイロ・ダバオ・ジャカルタ・デンパサール・スラバヤ・メダン・クアラルンプール・コタキナバル・ペナン・ホーチミン・ハノイ・ダナン・ニャチャン・フーコック・プノンペン・シェムリアップ・ヤンゴン・バンダルスリブガワン・ヴィエンチャン・コルカタ・カトマンズ・ダッカ・ウランバートル・サイパン・グアムとなり、計19の国と地域への路線を申請しています。

同社は、中国の東海航空のオーナーでもあり、香港で最も裕福な人物の一人で不動産界の大物として知られるBill Wong Cho-bau氏が設立した新エアラインとなり、2021年6月にも運航を開始する予定となっています。

機材はB737-800型機を選定しており、就航初期は3機のB737-800型機で路線を展開し、今後5年で30機まで拡大する予定です。また既に500名を採用しており、同期間に2,500名~3,000名の従業員数の会社に成長させる計画です。

今後は、キャセイパシフィック航空グループ・香港航空と熾烈な争いになることが予想されており、新型コロナウイルスの終息後も各社厳しい環境での競争が続きます。Photo : TVB News

香港の新エアラインのグレーターベイ航空のCEOに、元キャセイドラゴン航空CEOが就任へ

キャセイドラゴン航空が返還した46路線の運航権を巡り、香港航空とグレーターベイ航空も参戦か

新エアラインとなるグレーターベイ航空が使用機材を選定 順調に行けば来年半ばにも就航