航空輸送の安全にかかわる情報の2020年度上半期分(令和2年4月1日から9月30日)が国土交通省より情報開示され、報告件数は合計455件(航空事故2件、重大インシデント0件、安全上のトラブル453件)であったことがわかりました。詳細は以下の通りです。
【航空事故】
◇4月12日 ANAウイングス430便(福岡→伊丹)松山空港の南南西約30km付近を飛行中に機体が動揺し、客室乗務員1名が重傷(骨盤の一部の骨折)を負った。
◇8月29日 スカイマーク21便(羽田→福岡)羽田空港を離陸し、上昇中、鳥と衝突し、機体の外板等を損傷した。
【エアライン別の安全上のトラブル等の報告件数】※上位10社を記載
1位 JALグループ(ジェイエア・JTA・JAC・RAC・HAC・ZIPAIR含む) 152件
2位 ANAグループ(エアージャパン・ANAウイングス含む) 103件
3位 スカイマーク 41件
4位 スターフライヤー 36件
5位 日本貨物航空 28件
6位 ピーチ 20件
7位 エアドゥ 15件
8位 ソラシドエア 10件
8位 ジェットスタージャパン 10件
10位 アイベックスエアラインズ 8件
10位 フジドリームエアラインズ 8件
トラブル内容などの詳細はこちら
2019年度の安全上のトラブル等の報告件数が増加 事故を含み計1,747件 最多はANAグループの730件【詳細資料あり】