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ニュージーランド首相、2021年も国境が事実上の閉鎖状態となると見解『リスクを冒せない』

ニュージーランドのジャシンダ・アーダーン首相は、2021年もほとんど期間において国境が閉鎖されることになるだろうとの見解を1月26日の会見で示しました。

同首相は、 「私たちはオーストラリアと太平洋でトラベルバブルの可能性を模索しますが、世界の他の地域においては、私たちの健康と経済に非常に大きなリスクをもたらす可能性があることから、この段階でリスクを冒すことはできません。」とコメントしています。


Photo : Jacinda Ardern

同国は、昨年3月以降帰国した国民を除いて事実上国境を閉鎖しており、一時オーストラリアと検疫無しのトラベルバブルを開始しましたが、ニュージーランド側での新型コロナウイルスの感染者が確認されたことから停止状態となっています。

またワクチンについては、一定の規模の接種人口になるまで効果はわからいなとし、少なくともワクチンの効果が確認できる2021年中旬までは事実上国境を閉鎖する見込みですが、政府は非常に慎重姿勢であることから、早期の再開は望めないと考えられています。なお、ニュージーランドは、2月中旬以降にもファイザー社のワクチンが輸送される予定となっています。

このような動きはオーストラリアも同様であり、オセアニア地域は、一定の感染の抑え込みに成功しているだけに、国境の全面再開は他国よりも遅れるものと推測されます。参考記事:NDTV Photo : Auckland Airport

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