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カナダのULCCのフレア航空、B737MAXを13機導入する事を発表 初号機は数ヶ月以内に受領

カナダのULCC(超格安航空会社)のフレア航空は、B737MAX8を13機導入することを発表しました。

フレア航空は、同社に出資する777Partnersからリース導入することを発表しており、初号機の受領は2021年初旬であることから、数ヶ月以内にデリバリーが行われる予定です。

同社のStephen Jones CEOは、『B737MAXは、ULCCビジネスモデルを実行するための基盤を提供してくれます。今度同機の燃費性能により運賃を低価格に抑えることが可能になり、国内旅行を手頃な価格で提供することで、カナダ人の生活や地域社会に多大な影響を与えることが可能になります』とコメントしています。

また導入に先立ちパイロット、整備士、客室乗務員、安全管理者の徹底したトレーニングを実施するとしており、再承認を受けたばかりのB737MAXを万全の体制で運航開始する予定としています。

同社は、現在3機のB737-800を保有しエドモントンを拠点とする小規模なエアランですが、今後は5年以内に50機体制とする計画としています。

なお同社のB737MAXの導入により、カナダでB737MAXを運航するエアラインは、エアカナダ・ウエストジェット・サンウィングエアラインズ・フレア航空の4社となり、すでにウエストジェットは運航を再開し、エアカナダは2月1日からの運航再開を予定しています。

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