韓国の新興LCCのフライカンウォン(フライ江原)は、パンデミック終息後を見据え、ワイドボディ機の導入を検討していることが明らかになりました。
新型コロナウイルスの影響により、一時身売りの報道などもありましたが、同社は2月第1週の理事会を開き、250億ウォン規模の有償増資案決議する予定であることを発表し、運営資金と新型コロナ終息後の多角された事業モデルの競争力確保のための投資財源および財務の健全性の強化を目的として、有償増資を推進することになったとしています。
また韓国メディアによれば同社は、中距離路線進出のためにワイドボディ機の導入を検討していると報じており、今後は構想を具体化するものとみられています。
先日にはティーウェイ航空がA330の導入を発表するなど、競争が激しくなっている短距離路線から中長距離路線に活路を見出すなどの動きが出始めています。
今年の韓国の航空業界においては、大韓航空によるアシアナ航空の買収により、傘下LCCを含め再編が進むと考えられおり、注目が集まります。参考記事:pressian Photo : Fly Gangwon