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国交省、2020年第2四半期(7-9月)の国内エアラインの各種データを公開 定時運航率トップはスカイマーク

国交省は、国内エアラインに関する航空輸送サービスに係る情報(令和2年7月~9月)を公開しました。

【遅延率】※遅延便:出発予定時刻より15分を超えて出発した便をいう。

当期実績2.72%、前年同期14.39%、前年同期比11.67ポイント減少


Photo:国土交通省

定時運航率のトップ3は、上からスカイマーク、ソラシドエア、スターフライヤーの順となります。
またワースト3は下からスプリングジャパン・ピーチアビエーション・ジェットスタージャパンとなっています。

【欠航率】※対象となっている路線が各航空会社によって異なっており、路線毎・季節毎に欠航・遅延の特性が異なることから、単純な比較には適さない。(夏期は沖縄路線等で台風の影響を受けやすく、冬季は北国等で積雪の影響を受けやすいなど。)


Photo:国土交通省

最も優秀だったのがスプリングジャパンとエアアジアジャパンで欠航率0.00%、3位がANAの0.24で最低がJALトランスオーシャン航空の4.48%でした。

【旅客数上位5路線】
1位 羽田-新千歳
2位 羽田-福岡
3位 羽田-那覇
4位 羽田-伊丹
5位 成田-新千歳

【利用率上位5路線】
1位 丘珠-利尻 72.6% 
2位 小松-新千歳 64.7%
2位 丘珠-釧路 63.8%
4位 成田-高松 63.7%
5位 丘珠-函館 63.5%

【搭乗率ワースト5路線】
1位 那覇-岩国 11.0%
2位 伊丹-石見 13.5%
3位 高松-那覇 14.7%
4位 那覇-静岡 14.9%
5位 那覇-松山 15.9%

新型コロナウイルスの影響を受けた事から、生活路線などが搭乗率上位にランクインする形となりました。定時運航率に関しては、引き続きスカイマークが首位をキープしており、この継続性から定時率においては信頼の置けるエアラインに成長したとの印象を受けます。

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