FSC 航空ニュース

ユナイテッド航空、新型コロナウイルスの検査結果・ワクチン接種記録も保存可能な「トラベルレディセンター」の提供を開始

ユナイテッド航空は、旅行目的地の新型コロナウイルス関連の検疫情報を容易に確認できる新しいデジタルソリューション「トラベルレディセンター」の提供を開始したと発表しました。

利用客は、この「トラベルレディセンター(旅行準備センター)」上で、出発地での新型コロナウイルス検査機関を検索できるほか、旅行に必要とされる検査結果やワクチンの接種記録を一か所に保存することが可能となります。

なおユナイテッド航空は、このような情報検索と記録保存の機能をモバイルアプリとウエブサイト上で一か所に統合するシステムを提供する初のエアラインとなっています。

Photo : United Airlines

またこのサービスの提供に伴い、同社のテクノロジー担当執行副社長兼チーフ・デジタル・オフィサーのリンダ・ジョジョ氏は、『旅行前の新型コロナウイルス検査や必要書類の準備は、海外渡航を安全に再開するための大切な鍵となる一方で、弊社はそのような旅行前準備がお客様にとって複雑で煩わしい手順であることを理解しています。この「トラベルレディセンター」の開始で、お客様ごとに必要な旅行条件を丁寧にご案内できるようになり、お客様は弊社のアプリもしくはウエブサイト上に必要な書類を簡単にアップロードして、搭乗券を入手していただくことが可能となりました』と述べています。

ユナイテッド航空CEO、全6万人の従業員に対してワクチン接種の義務化を検討

ユナイテッド航空、2021年2月11日よりB737MAXの運用を再開へ

ユナイテッド航空、2050年までに温室効果ガス排出を100%削減へ