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ユナイテッド航空、ハワイ路線において事前審査プログラムを開始

ユナイテッド航空は、2月1日より新型コロナウイルスの陰性証明書をハワイへのフライトの搭乗前に提示することで、ハワイ到着時に書類審査の列に並ぶことなくスピーディに入島が可能となる事前審査プログラムを開始したと発表しました。

この新しい事前審査プログラムは、ユナイテッド航空が米本土からハワイへ毎週運航する計110便のフライトで利用が可能となり、ハワイ州の「セーフトラベルSafe Travels」プログラムに登録し、フライト出発前24時間以内に新型コロナウイルスに関する質問事項に回答することが必要となります。

次に旅客は「セーフトラベル」ウエブサイトに陰性の検査結果をアップロードします。その検査はフライト出発前72時間以内に、ハワイ政府が認定した検査機関で実施されたもののみが有効です。出発当日、ハワイ便の出発ゲートにおいて、ユナイテッド航空の担当者がハワイ到着時の書類審査を免除できると認証した旅客には、腕に認証済みを示すリストバンドを装着します。





Photo : UNITED

リストバンドを装着された旅客は、ハワイ到着時に新型コロナウイルス検査を免除され、すぐにハワイでの活動を開始することが可能となります。

陰性証明書を使用した旅行スタイルの確立は、ハワイが今後一つのモデルケースとなることから、この取り組みにより旅行需要が回復していくことが期待されます。

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