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仙台空港の24時間化で、宮城県と地元自治体が覚書を締結

2021年2月10日、仙台空港の24時間運用の実現を目指す宮城県は、地元自治体の名取市と岩沼市と一定の条件下で24時間化することで覚書を締結したことを発表しました。

この覚書締結においては、23時~翌5時の離着陸回数を最大2回とすること、騒音に配慮した使用滑走路の運用などが盛り込まれています。今後は、国土交通省へ運用時間延長の要望を出すことになり、認可されると正式に仙台空港は24時間空港となります。

これまで仙台国際空港は、「空港が24時間開いていることは悪天候対応など航空会社の安心感につながる。夜間に駐機できる環境は日中の増便を後押しする」「運用時間が早朝に2時間半、深夜に1時間半延びると旅客便はLCCを中心に1日当たり16.1便増えると見込まれる。午後11時~午前5時も運用できれば、国際貨物定期便の新規就航も可能」と説明を行っており、コロナ終息後に照準を合わせて需要を取り込む考えです。Photo : 仙台国際空港

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