空港 航空ニュース

北海道エアポート、3月1日より稚内、釧路、函館、帯広、女満別各空港の空港運営事業開始 道内7空港の民営化が完了

北海道エアポート株式会社は、2021年3月1日から、稚内、釧路、函館、帯広、女満別各空港の空港運営事業(運航情報、保安防災、施設管理、灯火電気など)を開始しました。

これまでは、空港ビルだけの運営となっていましたが、同社は2020年7月以降、管理者の国土交通省、帯広市、北海道から座学訓練、実技訓練、現場OJTなど約8カ月間にわたり空港運営事業の引き継ぎを受けており、同日より先行して滑走路の管理を含める一体運営となっていた新千歳空港と旭川空港に続き、上記5空港も一体運営となり民営化されました。


Photo : HAP

また民営化に伴い上記5空港において就航1年目の着陸料を無料にするなどの着陸料等割引制度を導入することが発表されています。新型コロナウイルスの影響により国際線の発着が見込めない状況が続いていますが、終息後には、このような制度で積極的に路線誘致するものとみられます。

国交省、広島空港の民営化で広島国際空港株式会社と30年契約を締結 将来的にホノルル・ヘルシンキ線を誘致

熊本空港、民営化で地方空港として最大の国際線ネットワークを構築

北海道内7空港特定運営事業の優先交渉権者となった北海道エアポートグループの将来計画 新千歳空港に第3ターミナルの計画も