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アメリカン航空、ワクチンを接種した従業員に休暇と50ドルをプレゼント

アメリカン航空は、新型コロナウイルスのワクチンを接種した従業員に対して、休暇と50ドル分のポイントをインセンティブとして付与することがわかりました。

これは同社のDoug Parker CEOとRobert Isom 社長が、従業員宛てに送った社内メールから明らかになったもので、接種した従業員には、2022年に使用できる休暇1日と50ドル分のポイントを付与するとし、ワクチンの接種を推奨しています。

またメールには『需要がどれだけ早く回復するかはまだわかりませんが、ワクチンが回復の鍵を握っていることはわかっています。そのため、私たちはワクチン接種を可能な限り迅速かつ広範囲にわたり利用できるようにするための取り組みに全面的に取り組んでいます。従業員の皆さんには、機会があればいつでも予防接種を受けることを強くお勧めします。」と記されています。

現在アメリカでは、マクドナルドをはじめ多くの企業がワクチンを接種した従業員に対しインセンティブを与える動きが広がっており、集団免疫を獲得することで終息が期待される新型コロナウイルスに対し、国だけでなく企業も積極的に協力をはじめています。Photo : Boeing

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