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シンガポール航空、B737-800NGの運用を開始 約40年振りにB737を運用

シンガポール航空は、2021年3月4日からB737-800NGの運用を開始したことを発表しました。

これはシルクエアがシンガポール航空へ統合される影響の一環によるもので、2022年3月31日までに計9機のB737-800NG(ビジネスクラス12席、エコノミークラス150席)がシンガポール航空に加わり、順次シルクエアの路線が移管される予定となります。

シンガポール航空がB737を運用するのは、1980年に退役したB737-100型以来となり、これまでワイドボディ機のみを運用してきた同社にとって単通路機を運航する姿は新鮮なものがあります。下記画像からみてわかるように、一見普通のよくある光景に見えますが、この光景もこれまで見ることがなかった光景となります。

初便となったのは、シンガポール発プーケット行きのSQ736便となり、今後は8日から重慶線、15日からバンダルスリブガワン線、17日からプノンペン線、30日からマレ線にも投入する計画としています。

同社のGoh Choon Phong CEOは、『シンガポール航空のB737-800NGの導入により、リージョナル路線のお客様により快適でシームレスな旅行をお届けします。また、シルクエアとシンガポール航空を統合することで、航空機を効率的に運用することができ、当社の機材と路線の成長戦略をサポートすることができます』とコメントしています。

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