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ガルーダインドネシア航空、不人気機種のA330-800neoを4機発注

ガルーダインドネシア航空は、受注が低水準となっているエアバスのA330-800neoを4機発注していたことが明らかになりました。

これまでの同機のエアバスへの発注数は、クウェート航空が8機、ウガンダ航空が2機、グリーンランド航空が1機、顧客未公開が4機となっていましたが、エアバスがこの未公開の顧客がガルーダインドネシア航空であることを明らかにしています。

A330neoは、A330とA350の技術を融合させた新世代の航空機で、ロールスロイストレント7000エンジンを搭載し従来の競合機種に比べ1座席あたり25%の燃費向上を実現しています。このシリーズではA330-800neoとA330-900neoが存在しますが、圧倒的にA330-900neoが受注を獲得しており、短胴型となるA330-800neoは人気が無い機種となっており、A330-900neoとの受注数の差は約300機となっています。

なおガルーダインドネシア航空は、すでに12機のA330-900neoを発注しており、合計で16機のA330neoを保有することになります。

これまでのA330-800neoを導入するエアラインを考えると、日本で見る機会などは難しい状況でしたが、今後同社が導入することにより、日本にも飛来する可能性がありそうです。

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