2021年3月8日、韓国のLCCのチェジュ航空とエアソウルがチェジュ空港で接触を事故起こし、その後両機ともに飛行を継続していたことがわかりました。
事故が起きた状況は、エアソウルのソウル金浦空港行きのRS906便がプッシュバックしている際に、後方を通過したチェジュ航空の光州行きの7C606便が、水平尾翼(エアソウル側)と翼端(チェジュ航空側)を接触させたもので、それぞれ機体が損傷しました。
しかしながら両者ともに接触に気づかなかったことから、両便ともに飛行を継続し、損傷の事実を確認したのは、エアソウルは金浦空港到着後、チェジュ航空は光州から折り返してチェジュ空港に到着した際となり、無事飛行はできたものの、重大な事故に繋がりかねない状態であったことが明らかになっています。
このトラブルを重く見た韓国航空当局は、事故調査を開始し、今後両社に対して行政処分を検討し、再発防止策を提出させるものとみられています。参考記事:MBC Photo : Air Seoul