機材 航空ニュース 貨物

エアバス、A350型機の貨物機の開発を検討か

エアバスは、旅客機として多くの受注に成功し、燃費性能が優れ同社の最新鋭機となるA350型機の貨物機の開発を検討しているとReutersが報じました。

情報筋からの情報としてA350の貨物機の開発が検討していることが明らかになったとしており、既に潜在的な顧客と開発に向けて話し合いの場をもっている模様です。

旅客機市場では、常にライバル関係にあり実力が拮抗するエアバスとボーイングですが、貨物機市場では、B747FやB777Fなどが活躍しているのが現状で圧倒的にボーイングが優位な状況であり、エアバスはこの状況を打破したい考えとみられます。

開発には最低50機の受注が必要とみられ、今後同社がA350の貨物機の開発に踏み切るのか注目となります。
Photo:Airbus

ボーイング、単通路機の世界最長航続距離を誇ることになるエアバスのA321XLRの安全性の問題を指摘

カーゴルックス、B747Fの後続機にB777-300ERSF(ビッグツイン)を検討

エアバス、15,000人の人員削減計画を発表 完全な航空需要回復は2025年になることも想定