チェジュ航空機は、着陸時に損傷した機体をそのまま後続便に投入していたことが明らかになり、この2週間で同様の不祥事が2件連続で続いています。
3月10日に運航のチェジュ航空のソウル/金浦発プサン金海空港行き7C264便は、金海空港着陸を試みた際に、機体が不安定であったことからゴーアラウンドを実施しましたが、その際に左のウイングレットを滑走路に接触させました。
その後同機は旋回して同空港に着陸しましたが、特に損傷個所を対処しないまま折り返し便に同機を投入していたことが明らかになりました。
チェジュ航空側は、損傷の事実を把握していなかったとしており、韓国航空当局は、調査を行い処分を科すものとみられます。なお3月8日には、損傷した機体で運航する類似の不祥事を発生させており、同社の安全体制には疑問符がつきます。参考記事:경향신문