FSC 航空ニュース

ブリティッシュエアウェイズ、ヒースロー空港近くに位置する本社ビルの売却を検討

IAGグループのブリティッシュエアウェイズは、ロンドン・ヒースロー空港近くに位置する本社ビルの売却を検討していることがわかりました。

1998年に約300億円を投じて建設された本社ビルは、ノルウェーの建築家Niels A. Torp氏がデザインした6つのエリアで構成されるデザインとなり、これは就航している大陸を表したものとなっています。

今回売却を検討するに至った背景は、テレワークの普及によりオフィススペースが過剰になったことなどが理由で、すでに同社は専門不動産会社と契約し、売却により予測される効果などを見積もっている模様です。

同社は、新型コロナウイルスの影響により、これまで不採算機材の退役、人員削減、美術品の売却などを行っており、経営立て直すために、あらゆるオプションを検討しているものとみられます。
参考記事:Financial Times

ブリティッシュエアウェイズ、A380の運用は継続へ

先日退役したブリティッシュエアウェイズのB747で火災が発生

ブリティッシュエアウェイズ、2021年夏ダイヤでのロンドン~大阪/関西線とソウル/仁川線を削除 その他15都市も削除