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フランクフルト空港、第3ターミナルのオープンを2026年に延期 同年まで需要が以前の水準まで回復しないと予測

フランクフルト空港を運営するフラポートは、現在建設中の第3ターミナルのオープンを2026年まで延期する事を明らかにしました。

当初の計画では、2022年にも供用開始となる予定でしたが、一部設計の変更などもあり2023年に延期となりました。その後、新型コロナウイルスの発生により2025年まで延期していましたが、現時点では2026年まで延期としたことが明らかになっています。


Photo : Frankfurt Airport

今回延期を決めた理由について、同社のスポークスマンは『2026年までに需要がパンデミック前の水準に達するとは予想していないため、それに応じて供用開始時期を調整する予定です。』とコメントしています。

第3ターミナルは、完全に拡張された段階で旅客処理能力が2,500万人向上する施設となりますが、現時点ではフランクフルト空港は、全てのエアラインが第1ターミナル発着となっている状態が続いています。

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