ユナイテッド航空は、航空需要が回復傾向にあることから約300名のパイロットを再雇用する計画であることがわかりました。
これは同社の社内向けのメールから明らかになったもので、ワクチン接種が進み、航空需要が回復していることから約300名のパイロットの雇用を計画していることを従業員へ通達しています。昨年には、パンデミックによりパイロットを自主退職を含め約1000名削減した同社ですが、ようやく再雇用が始まることになり、期待感が高まっています。
また同社のScott Kirby CEOは、『3月の需要はまだ2019年3月のレベルの半分未満で、ビジネスおよび海外旅行需要は依然としてほとんど停滞していますが、国内のレジャー需要はほぼ完全に回復しています』とコメントしており、これまで多くのアナリストが予測していたように国内レジャー需要から先行して回復している模様です。
アメリカでは、ワクチン接種率の上昇により人々の行動に変化が起き始めており、アメリカ疾病対策センター/CDCもワクチン接種後の旅行に問題はないとの見解を示したことから、需要が回復していくことが期待されています。
参考記事:New York Times Photo : United Airlines