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ベトナム航空、航空当局に最低運賃の設定を提案

ベトナム航空は、ベトナム航空当局(CAAV)に最低運賃を設定することを提案したことがわかりました。

今回ベトナム航空が提案した内容は、現在設定されている上限運賃を最大約10ドル引き上げ、下限運賃を新たに設定するものとなります。

同社は、上限運賃を引き上げることにより、公正な競争が確保できるとしたほか、下限運賃の設定に関しては、コロナ禍において経営状態が不安定になっている各社の経営に恩恵があるとし、業界全体が回復した際には、後者の措置は必要としない可能性があるとしています。

これまでベトナムの国内線においては、ベトジェットエアが0ドンセールを行うなど競争が激化している状況が続いていますが、利用者の立場からすればお得なチケットを手にする機会が減ることになり、今後航空当局がどのような判断を下すのか注目となります。参考記事:VN Express Photo : Airbus

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