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オスロを拠点とする新長距離LCCのノースアトランティックエアウェイズが誕生 ノルウェージャンの撤退路線を引き継ぎへ

ノルウェーのオスロを拠点とする新長距離LCCのノースアトランティックエアウェイズが誕生することがわかりました。

同社は、2021年12月にも運航を開始する予定としており、既にリース会社のAerCapとB787-8×3機、B787-9×6機を導入するリース契約を締結しています。 就航地はオスロ・ロンドン・パリ・ロサンゼルス・ニューヨーク・マイアミとしており大西洋路線を展開する計画です。

今年1月には、長距離LCCとして活躍してきたノルウェージャンが新型コロナウイルスの影響を受けた経営難により長距離路線から撤退することを表明しましたが、ノースアトランティックエアウェイズは、多くの路線を引き継ぎ需要もそのまま獲得したい考えです。

また、ノルウェージャンでCEOとして長らく活躍し、2019年に辞任したBjørn Kjos氏も経営に関わることがわかっており、ノルウェージャンの分身といっても過言ではないエアラインとなります。

同社は、「世界で移動が再開するにつれ、大陸間市場に低コストの新しい革新的な航空会社が必要であると考えています。新しい航空会社は、燃料効率が高く、より環境に優しいB787で快適なフライトを提供します」と意気込みを語っており、アフターコロナを見据え、就航計画を練っています。

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