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KLMオランダ航空、カーゴシートバッグを導入

KLMオランダ航空は、旅客機の乗客座席で貨物を輸送する際に使用するカーゴシートバッグを導入した事を発表しました。

同社は、Trip & Co.とコラボレーションして開発したカーゴシートバッグを昨日14日の上海発アムステルダム行きの運航便において実装し、計172個のカーゴシートバッグを使用し、950箱の医療救援物資を輸送しました。



Photo : Mark Wagtendonk

このカーゴシートバッグの特徴は、インテリア、シート、エンターテイメントシステムを保護するだけでなく、シートの積載量を2倍にし、取り扱い時の身体的負担を軽減し、プラスチックの廃棄を防ぐことができます。また1時間で再び乗客を迎え入れる準備を整えることができる仕様となっています。

新型コロナウイルス以降、旅客機の客室部で貨物を輸送することも日常となりましたが、そこでも業務の効率化が図られており、各社コロナ禍においてあらゆる取り組みを行っている一例となります。

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