ヴァージンオーストラリア航空は、国内需要が急回復している状況を受け、B737-800型機を10機リース導入し、昨年雇用契約を解除した客室乗務員を再雇用する計画を発表しました。
同社は、今月にも計3機のB737-800型機を導入するほか、10月までに順次導入し計10機を新たにリース導入します。また、昨年の経営破綻において契約解除した客室乗務員のうち約220名を再雇用するとしたほか、新たに150名を雇用することも検討しているとしています。
この計画により6月までに新たに週220便を追加できるとしており、今年度中にパンデミック以前の国内需要に回復する見込みであるとしています。
ライバルのカンタス航空も同様に国内需要が回復しているとしており、来年度にはパンデミック以前の需要を超えるとの予測をしています。新型コロナウイルスの感染拡大を防いだオーストラリアは、国内需要はいち早く回復していくものと推測されています。参考記事:ABC News Photo : Brisbane Airport