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ルフトハンザドイツ航空のA380、また1機長期保管へ向けてフランクフルトから移動

現地時間4月16日、フランクフルト空港で保管されていたルフトハンザドイツ航空のA380が、また1機長期保管に向けてスペインのテルエル空港に向かいました。

今回フェリーされたのは、2011年3月に受領し同社のA380型機の5号機『D-AIME/ヨハネスブルグ』となります。同社は、同機を除くとフランクフルト空港で保管しているA380は残り3機となり、来月にもう1機を長期保管所に移動させ、当面の移動計画は一旦区切りを迎えます。

なお残る2機は、政府の要請などによる緊急的な大量輸送の必要が生じた際に迅速に対応できるようフランクフルト空港に残す計画となっています。

既報の通り同社は、長期的にはA380を退役させる計画であることが明らかにしており、今後は一時的にでも復帰させる機会があるかが注目されていますが、同社CEOは難しいとの見解を示しています。これまで同社は計14機のA380を保有していましたが、既に6機は正式に退役しており、残る8機の運命が不確かな状態となっています。Photo : Lufthansa

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