韓国の国内線市場が、パンデミック前の水準に回復したことが明らかになりました。
韓国当局により公表されたデータによると、2021年3月の国内線旅客数が、パンデミック影響が出始める前の2019年3月の数字を超えたことが明らかになりました。
これは、LCCを中心とした国内線の需要喚起を目的とした低価格のチケットが多く出回ったことや、コロナ疲れの気分転換で旅行を選択する人が多かったとの分析がされています。実際に日本円で約1,000円程のチケットが多く出回っており、多くにの人が格安チケットを手にしたとみられます。
なお、国内移動はコロナ以前よりも加速したにも関わらず新型コロナウイルスの感染は拡大せず、ここ数週間では1日あたりの感染者数が約500~600人程で推移しています。日本ではGOTOトラベルが感染拡大の大きな原因とされましたが、韓国を例に挙げれば、旅行が感染急拡大の原因にはならない事になります。