キャセイパシフィック航空は、パイロットの海外拠点を順次閉鎖する計画であるとSCMPが報じました。
同社は、既に客室乗務員の海外拠点を閉鎖しましたが、今後新たにパイロットの拠点も閉鎖する計画となり、既にカナダの拠点の閉鎖は決定事項であるとしています。またオーストラリア・ニュージーランドの拠点も閉鎖する方向で調整しているとし、国際線の再開が見通せないことから、事業を縮小するものとみられます。
先日発表された同社の3月の運航実績は、利用客数が前年比94%減となっており、国内線を有さない同社の地理的理由から依然として厳しい状況に置かれているのが現状となります。
またユナイテッド航空なども客室乗務員の海外拠点を閉鎖するなどしており、各社国際線の事業は縮小していくものと考えられます。Photo : Airbus
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