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チャイナエアラインのパイロットの新型コロナの感染が増加 当局はクラスターの可能性を排除せず

チャイナエアラインのパイロットがイギリスで最初に発見された変異株の新型コロナウイルスの感染している事が相次いで発覚しており、中央感染症指揮センター(CECC)は警戒を強めています。

これまで徹底した新型コロナウイルス対策により市中感染を防いできた台湾ですが、ここ数週間でチャイナエアラインのパイロット9名の新型コロナウイルスの感染が確認されており、市中感染に至らないか警戒を強めています。なお確認されたのは全てイギリスの変異株となっています。

パイロットで感染が確認されているのは国際貨物便のパイロットで、多くが感染経路不明であると同時に、再検査での陽性が発覚するケースも散見されています。現時点では、大半は水際で食い止められているとみられていますが、パイロットの子供の感染も確認されています。

このようなことから、CECCはパイロットの間でのクラスターの可能性を排除しないとしており、全パイロットを対象に集団検査を実施しています。また希望者には、アストラゼネカのワクチンを接種するとしており、変異株に警戒を強めています。Photo : AIRBUS

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