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シンガポール政府、ワクチン接種した自国民が帰国する際の隔離措置を免除する事を検討

シンガポール政府は、ワクチンを接種した自国民が帰国する際に、現在設けている隔離措置を免除することを検討していることがわかりました。

これは同国のOng Ye Kung運輸大臣が明らかにしたもので、ワクチンを接種したシンガポール人が、感染低リスク国からシンガポールへ帰国する際に隔離措置を免除し、PCR検査のみとすることを検討しているとしています。またこれは、5月26日から予定されている香港とのトラベルバブルとは別の枠組みで国際往来の再開を目指す手段であるとしています。

既にシンガポールからの旅行者を検疫免除としている国は、イギリス、デンマーク、フランス、ドイツ、アメリカなどがあることから、今後利用者は、これらの国々が感染低リスク国とされた場合、現地到着時とシンガポール帰国時の双方で隔離措置受けることなく往来が可能になる可能性があります。

また同大臣は、トラベルバブルの発表により旅行需要が高まっていること事を受け、「トラベルバブルが成功すれば、便数を増やしたり他の国とのトラベルバブルを検討することができます。多くの人が成功するかどうかを見守っており、成功すれば他の国のモデルにもなるでしょう」とコメントしています。参考記事:The Straits Times Photo : Changi Airport

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