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タイ国際航空の存続は2021年5月12日に最終決定 経営再建計画案に対して債権者が投票

破産申請を行い現在経営再建を目指しているタイ国際航空は、2021年5月12日に債権者が経営再建案を承認するか否かの判断を投票によって決める予定となっており、近く同社の行く末が決定します。

同社は、2021年3月2日に破産裁判所に経営再建計画を提出し、大幅な人員削減や4発機を退役させるなどの計画を提案しており、この計画に対して債権者が会議を行い最終的に承認するかの投票を行います。

これまで順調に再建案が承認されるとの見通しでしたが、一部の債権者が再国有化を望んでいるとの情報もあり、同国副首相が『債権者が計画を支持するかどうかはまだ分からない』と発言するなど、波乱があるとの予想も僅かながらあり注目されています。

なお同社のChansin Treenuchagron社長代理は『再建計画が過半数の支持を得なかった場合、会社が存続する可能性は低いが、支持となった場合は、会社存続に向けた現金の流入があるだろう』とコメントしています。

新型コロナウイルス以前から経営状態が思わしくない同社ですが、今後経営状態が健全化するのか注目が集まります。
参考記事:Bangkok Post Photo : Thai Airways

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