チャイナエアラインは、北米路線の一部便において運休便が発生する事を発表しました。
現時点で5月15日までのロサンゼルス・サンフランシスコ・バンクーバーの3路線において12往復計24便の運休を決定しています。今回の運休便の発生は、北米便を担当した同社のパイロットが新型コロナウイルスに相次いで感染した事への対策として行われるもので、今後感染者が増えた場合は、更なる減便も予想されます。
ここ数週間でチャイナエアラインのパイロット9名の新型コロナウイルスの感染が確認され、その家族や、隔離施設のホテル従業員の計6名に感染が波及したことが確認されています。
一部のパイロットは、1回目の検査では陰性が確認され、その後の隔離期間において陽性が確認されており、改めて水際対策の難しさが浮き彫りになっています。Photo : Airbus