空港 航空ニュース

香港国際空港の1日あたりの入国者数が過去最低を記録 その数95人

香港国際空港の1日あたりの入国者数が過去最低を記録したことがわかりました。

パンデミック以前までは1日あたり約10万人が入国する世界でも屈指の混雑空港でしたが、新型コロナウイルスの影響により4月26日の入国者数は、過去最低の95人であったとThe National Newsが報じています。

過去最低を記録した大きな要因は、新型コロナウイルスの変異株が猛威を振るっているインド、パキスタン、フィリピンからの入国を新たに禁止したことが影響しているほか、他国よりも厳しい検疫措置を講じていることも影響しています。

周知の通り、香港は国内線を持たないため航空需要がパンデミック以来低迷し続けており、キャセイパシフィック航空をはじめとした香港をベースにするエアラインは、他国エアラインに比べても深刻な状態が続いています。
このようなことから、似た環境にあるシンガポールとトラベルバブルを今月にも開始する予定となっており、これにより徐々に航空需要が回復していく事が期待されていますが、当面は厳しい状況が続くことが予想されます。

香港空港の1日の入国者数が100名を下回るという事は、予想だにしなかった事態で、改めて航空業界の置かれている環境の厳しさを象徴するものとなりました。Photo : Hongkong Airport

ニューデリーから香港に到着したビスタラ機で陰性証明書を取得した47名が陽性

キャセイパシフィック航空、更なる人員削減を敢行へ

日本にも就航予定のグレーターベイ航空は、LCC(格安航空会社)として運営へ