イタリアのドラギ首相は、5月中旬から外国人観光客の受け入れを再開する方針である事を明らかにしました。
対象となるのは、ワクチン接種者または陰性証明書を提出できるEU域内の外国人観光客となり、独自のワクチンパスシステムを構築し、観光客を誘致する計画です。
同様の計画は、EUが足並みを揃えて6月から実施する予定ですが、イタリア政府は早期の観光業の支援が必要と判断して前倒しで実施します。同首相は、『イタリアでの休暇を予約する時が来ました。私たちの山、ビーチ、都市は再開しています。』と発言しており、今後詳細を発表するものとみられます。
現段階では、EU域内での実施となりますが、今後一定の観察期間を経て、大きなトラブルが発生しなければ日本を含めた他地域も対象になっていくことが想定され、本格的に海外旅行が再開していくことが期待されます。