ルフトハンザドイツ航空は、A350-900型機にファーストクラスを搭載する計画であることを複数の現地紙が報じています。
これまでのところ同社からの公式発表はありませんが、次に受領するA350-900型機から計10機にファーストクラスを搭載するとみられています。またこれらの機材は、ミュンヘンベースとして運用される予定で、既存のフランクフルトをベースとする同型機は引き続きビジネスクラスを最上位とする機材で運航を継続する見込みです。
Photo : Lufthansa
同社はパンデミック以前までは、A380、A340-600、B747-8型機のみでファーストクラスを提供していましたが、既にA340-600の退役は決定し、A380も退役が有力であることから、事実上B747-8のみが同クラスの提供機材となっています。
次のA350のデリバリーは2023年を予定していており、どのようなファーストクラスを提供するのか注目が集まります。なお現在A350にてファーストクラスを搭載しているのは、マレーシア航空のみとなります。
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