チャイナエアライン内部で新型コロナウイルスの感染が相次いで確認されている問題で、台湾の感染対策センターは大規模な検査と隔離を実施する事を決めました。
この新たな対策により、長距離路線を担当したパイロットや、感染者と接触した可能性がある従業員は全員検査を行い隔離されることになり、今後リスクゼロとリスクありの2グループに分け、当面乗務が混合しないようにする方針です。この新たな対策により、多くの人員が隔離対象となることから運航にも影響が出ることは必至で、現在チャイナエアラインは調整作業を行っています。
これまでに同社においては、北米線を担当したパイロットから感染が拡大したとみられており、その後検疫ホテルの従業員や家族などへの感染が確認され、当局は市中感染が拡大しないか警戒を強めています。なお10日にはチャイナエアライン・ホテル関連で新たに4人の感染が確認されています。
また先日には2名の従業員が規定違反したとして罰金を受けることが明らかになっています。
参考記事:cnews Photo : Airbus