カンタス航空は、傘下のジェットスターと本社を統合することによりコスト削減を行うことを検討していましたが、これを見送ったことを明らかにしました。
あたシドニーとメルボルンにあるフライトシミュレーターセンターやブリスベンにあるカンタス航空の重整備施設など、も移転を検討する対象とされていましたがこれも維持されることが明らかにされています。
一時は統合や移転により、地域の雇用が脅かされる懸念がありましたが、今回各州が給与税免除や宣伝広告費を支援することで合意し、カンタス航空は現状維持とすることを決定しています。
カンタス航空としては、各州政府から有利な条件を引き出した形となり、移転は行わずとも事実上コスト削減を実現したことになります。Photo : Sydney Airport