ブリティッシュエアウェイズの多くの乗務員がインド便の乗務を拒否するなどの動きが広がっていることThe Sunが報じました。
現在同社は、ロンドン/ヒースロー空港からデリー、ムンバイ、バンガロール、ハイデラバード間の運航を継続していますが、多くの乗務員がインドで感染が爆発的に拡大している変異株を恐れて乗務を避ける動きがあるとされています。
これを受け同社は、インドでの乗務員の滞在を無くしており、往路便に復路便に乗務する乗務員を搭乗させ、復路便にて往路便の乗務員が搭乗してインドステイを無くし、インド国内での感染リスクを下げる方法をとっています。
またインド国内での検査結果の精度が正確でないとの指摘もあることから、搭乗客に対し搭乗直前に再検査を行うなどしています。
そのほか、直前の乗務拒否で人員繰りに影響がでないよう、インド便においてはオプトアウトを認めるとしており、運航に影響が出ないような対策をとっています。
日本でもインドへの運航便は継続しており、恐らくはワクチンを接種しない状態で乗務しているパイロットや客室乗務員が多いとみられ、感染リスクの高い職業であることから、今後日本に持ちこまないようにするためにも海外のように航空従事者も優先的な接種対象となることも必要であると考えられます。Photo : British Airways