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キャセイパシフィック航空、2021年3月の乗客数はパンデミック前と比べ99.3%減となり低水準が継続

キャセイパシフィック航空は、2021年4月の搭乗実績を発表しました。

搭乗者数は、パンデミック以前となる2019年4月と比較して99.3%減の22,404人となり、1日あたり747人が利用した計算となり搭乗率は16.3%となっています。なおパンデミックの影響を受けた前年比では、63.2%増加となりましたが、利用者数は極めて少ない状態が続いています。

また今後の見通しについては、短期的に改善の兆しは見られないとし、香港とシンガポール間のトラベルバブル便の延期には失望しているものの、このトラベルバブル便に需要があることに勇気づけられており、今後運航が実現することを楽しみにしているとしています。

同社は国際線の運航のみとなっていることから依然として利用客が伸び悩んでおり、今後は運航乗務員にワクチンの接種を義務付ける方針とみられ、国際線の本格的な再開に備えるものとみられています。Photo : Cathay Pacific

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