スペインのペドロ・サンチェス首相は、2021年5月24日より日本からの観光客の受け入れを再開する事を発表しました。
これはスペイン政府が新型コロナウイルスの感染症対策として制限を受ける国から日本とイギリスを除外した影響を受けたもので、上記日付より隔離期間無しで、陰性証明書の提出も不要で通常入国に近い形での入国が可能となります。なお引き続きアプリを利用したメディカルチェックの回答が必要となります。
また2021年6月7日からは全世界を対象にワクチンの接種証明があれば入国を認める予定としており、本格的に観光産業の回復を促す政策に舵を切ります。
現在までに感染症対策の除外国に指定されているのは、イスラエル、オーストラリア、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイ、中国、香港、マカオとなっています。今後EUにおいては、ワクチンを接種した外国人の受け入れを再開する動きが加速するものとみられ、徐々に日常に戻っていくことが期待されています。Photo : Pedro Sánchez