アエロフロートロシア航空は、A320neo初号機受領の記念セレモニーを開催しました。
同社のA320neoは、昨年から運用を開始したA350に採用したデザインを反映させており、座席構成はビジネスクラス12席、エコノミークラス144席の2クラス制となります。またシートピッチは、ビジネスクラスが96.5cm、エコノミークラスが最大76.2cmとなっています。
A320neoは、新世代のエンジンとシャークレットが装備されており、前世代の航空機と比較してCO2排出量と燃料消費量を20%削減することが可能となった機体となります。
Photo : Aeroflot
新たな機内設備としては、ビジネスクラスのキッチンにネスプレッソコーヒーマシンを装備した事を挙げており、乗客は淹れたてのコーヒーの味と香りを楽しむことができるとしています。
同社は、2021年末までにA320neoファミリーの航空機をさらに8機受け取る予定としており、今後主に近距離国際線に投入する予定となっています。なお今回受領した同機には、愛称としてソビエト連邦時代から同国の外交官として活躍したアナトリー・ドブルイニン氏の名前が名付けられています。