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関西エアポート、2020年度決算で345億円の赤字 民営化後初の赤字

 関西エアポートは、20204月から20213月までの第6期会計年度連結決算において、営業収益は572億円、営業損益は428億円の損失、経常損益は520億円の損失、当期純損益は345億円の損失を計上したと発表しました。

 関西エアポートが赤字を記録するのは民営化後初となり、右肩上がりの経営から、新型コロナウイルスの影響により、状況は一転しました。前期と比較すると、営業収益は73%の減少となり、人件費を含む費用の削減に取り組んだものの、固定的費用の負担が大きくなったとしています。


Photo : 関西エアポート

 3空港合わせた航空機発着回数は16.2万回、航空旅客数は928万人と、前年と比べそれぞれ56%減、81%減となりました。特に、国際線については、各国および日本政府の出入国制限が拡大・継続したこともあり、国際線旅客数は前年の1%に満たない大変厳しい状況となっています。

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