2021年6月3日、EU連合は、日本からの観光客の受け入れを再開することを決定したと発表しました。
これまで日本は、一部の国を除き不要不急以外の入国を認められていませんでしたが、今回理由を問わず入国が可能になったことで、今後各国の政府が独自に陰性証明書の有無やワクチン接種証明書の有無などの入国基準を定めることになります。なおスペイン政府などは独自の判断で先行して日本からの観光客の受け入れを再開しています。
これまでに観光目的で入国が許可されているのは、オーストラリア、イスラエル、ニュージーランド、ルワンダ、シンガポール、韓国、タイとなり、日本が8カ国目となります。
今後日本からの渡航のハードルは低くなったものの、日本は引き続き入国制限を実施し、入国者には隔離期間を設けていることから、通常の海外旅行はまだまだ難しい状況となります。Photo : Munich Airport