韓国のティーウェイ航空は、導入予定のA330-300型機の訓練施設の建設が完了したことを発表しました。
ソウル金浦空港の貨物ターミナルにこの施設が完成したことにより、間もなく同型機を運航するための運航乗務員のトレーニングが開始されることになり、導入に向けた準備が本格化します。
同社は、昨年12月にA330-300型機を3機導入するLOI(意向表明書)を締結しており、今年の4月16日にリース契約を完了させています。現在のところ導入予定は、2022年2月になるとみられ同年5月までに3機体制とする計画です。同社は同型機の導入をアフターコロナの目玉としており、同機を用いてソウル/仁川~シドニー、ホノルル、クロアチア、シンガポール、クアラルンプール線などを開設し中長距離路線に進出する計画です。
なお現在多くの韓国のLCCがワイドボディ機の運用に手を出していますが、このような動きにLCCのシェアナンバーワンのチェジュ航空は、否定的な意見を述べています。Photo : T’way Air