先週(2021年6月6日から6月12日)の期間において多くアクセスを頂いた記事のトップ10になります。
1位 カタール航空、エアバスへの脅しを実行へ A350の塗装問題により同機の受領を当面拒否へ
2位 スカンジナビア航空、東京/羽田~コペンハーゲン線に2021年7月10日に就航する事を正式発表
3位 エアバス、2021年7月にもA350Fの開発を正式発表か
4位 ハワイ州、接種人口が70%に達した時点でウイルス対策の渡航制限や検疫を全解除へ 現在52%
5位 ボーイング、カタール航空にB777Xの貨物機(B777XF)の開発を約束か カタール航空CEOが示唆
6位 香港航空、A320の運航を停止しA330での貨物輸送に特化へ サバイバルモードで2022年7月までは事実上の貨物エアラインに
7位 フィンエアー、東京/羽田・大阪/関西・名古屋/中部~ヘルシンキ線の就航または再開を2021年9月に延期
8位 ルフトハンザドイツ航空、名古屋/中部~フランクフルト線の運航再開を取り止め 大阪/関西~ミュンヘン線の再開は8月2日に延期
9位 タイ国際航空、2021年7月1日から東京/羽田・大阪/関西~バンコク線を増便
10位 ティーウェイ航空、A330-300型機の導入に向けた訓練施設の建設が完了
先週は、カタール航空が今後エアバス機の受領を拒否する方針とした記事が多くのアクセスを集めました。コロナ禍でもCEOの過激な発言などで話題が絶えることのないカタール航空ですが、エアバスとのトラブルで今後どのような結末を迎えるか注目となります。
この問題の背景には、今後同社が大規模な更新を予定している貨物機材が関係しているとの指摘もあり、開発が噂され同社がローンチカスタマーに意欲を示しているB777XF、A350Fにおいて、エアバス側から好条件を引き出そうとしているとの推測もあります。
なおこれらの開発においては、3位にランクインした記事の通り、早ければ来月にもプログラムが発表される可能性があり、貨物市場においては、エアバスがボーイングの大型貨物機市場の牙城を崩すことを試みる大きな変革期を迎えることになりそうです。